マーケティングの4Pについて
Product(サービス、製品)、Price(価格)、Place(チャネル)、Promotion(販促)の頭文字の4つのPをとって4Pという。
前述したSTPが戦略として、4Pは戦術と考えるとわかりやすい。
改めてだが、「ミッション」、「ビジョン」、「戦略」、「戦術」という流れでストーリーを作る上で最後のパートである。
以下は、自分が読んだ本で、マーケティングが非常にわかりやすく気づきが多い書籍である。
- 作者: アルライズ,ジャックトラウト,Al Ries,Jack Trout,新井喜美夫
- 出版社/メーカー: 東急エージェンシー出版部
- 発売日: 1994/01
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 250回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
ビジョンについて
「ビジョン」とは
「ミッション」を実現するために定める時間と規模である。
「ミッション」は企業として世の中に存在する意義を表し、「ビジョン」はその存在意義を実現するために必要な時間と規模の目標値(中間目標、最終目標は状況による)ということとなる。
「ミッション」は定性的、「ビジョン」は定量的であることが望ましい。
また、「ビジョン」としては、サービス&ビジネスという2軸での目標値と時間軸を持つと良い。
サービス面としては、利用者に対しての軸として、目標値としての例として、市場シェア、利用率等をいつまでに実現するか。そして、ビジネス面としては、売上、利益等をいつまでに実現するかを設定することが望ましい。
すべては「ミッション」から始まる
自分が携わってきた企業やサービスで企画を考えるとき、必ず一番上流にある「ミッション」から考えようと言うようにしている。
何事もすべては「ミッション」に集約されると自分は考えるからだ。
「ミッション」はそれくらい大事なのだ。
ミッションとは、その企業やサービスが存在する理由が詰まっている。
なぜその企業はそのビジネスをするのか?、そのサービスをするのか、なぜその企画が必要なのか。その原点がすべて「ミッション」に詰まっているからである。
ただ、非常に残念なのは、よくありがちなのが、なんでわざわざ「ミッション」なんか考えないといけないのですか?という状況に遭遇することが多いこと多いこと。
その際に必ず自分の回答は、ミッションはWHY、HOW、WHATの「WHY」であり、あたながそのサービスや企画を実施する理由そのものだから。と。
一方で、現実はどうか。
「どうやったらこのサイトの販売率を上げればいいのかなー」